愉しみは面倒なくらいが丁度いい

今年になって、親しい間柄の友人何人かと手紙を交わすようになった。その内容はいたって普通で、互いの近況を報告しあったり、ライブや美術館のチケットなどをわざわざ送ったりしている。

さっと「LINE」で済ませばよいかもしれない。チケットだって直接手渡すことができる距離にある。便箋と封筒を選び、ボールペンや筆を用意して、切手を買いに郵便局へ向かう。大げさかもしれないが、この一連のものづくり工程みたいな感じが、何だか自分を正してくれているような気もする。ちなみに手紙を待っている間というのは、どんないい大人だって、少しそわそわするはず。みなさんどうですか?
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時間もお金もかかるような作業は、もはや時代と逆行している。でもたった一つの封書が相手に届けられるまでの間に、どれだけの人が関わっているのかと考えると、まるで壮大な伝言ゲームのようでもある。その昔は飛脚で東海道をねぇ…なんて。
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「スマホ」と「PASMO」のおかげで私の生活がサクサク快適なのは確かだし、このアイテム達が急に消えて無くなってしまったら、もうどうしていいかわからない。でもこの先、人間味のある暮らしを愉しむためにはアナログだって必要なのだ、と私は思っている。