きょうのできごと

12月25日は、二人組の日。

烏丸三条のスターバックス。
人がうじゃうじゃ溢れていても、親密な雰囲気を醸し出す二人は一目でわかり、まるで囲むことができるな、とおもった。ひとりでお店に入ったら、ぎゅっとつぶされちゃう気がしてテイクアウトを諦めた。

烏丸通りを横断して河原町通りにむかって自転車を走らせる。腕を組んでる二人組、手はつながないけれど並んで歩く二人組。
老若男女、みんなそれぞれがクリスマスの夜をエンジョイしている。

なんだ、この世は二人組、二人組、二人組ばっかりだなあ。

そういえば『この世は二人組でできあがる』という本のタイトルがあったっけな。

わたしは休みの日に書店に行くことが多い。平積みされてたり、よく目にする本のタイトルは脳にこびりついて、日常生活のいろんな場面で思い出してしまう。

たとえば、『心配事の9割は起こらない』という本がある。
これは失敗してしまって(仕事が大半)、これからやってくるであろう恐ろしい妄想があたまの中にじわじわ溢れて止まんなくなってしまったときに思い出して、落ち着くタイトル。
すでに、わたしにとってのおまじないのようなものになっている。

さっきのタイトル、家について調べたら正しくは『この世は二人組ではできあがらない』だったので、すこし救われた。

テレビをつけて、買ってきたかっぱ巻きを食べながら缶ビールをあける。
そしたらいつの間にか寝てしまってて、ブーブーとさわぐ携帯の音で目覚めると、ときどき連絡しても返事がなく、音信不通だった友達から電話がきていた。

今までなんしよったんねえ、ときくと、わたしはきまぐれじゃけえねー、とけたけた笑いよった。
年末のテレビ番組『オールザッツ漫才』を録画してくれという話だった。広島ではやってないのだ。

それからいろいろ今のことをはなす。

「学生の時は学校という狭い世界がすべてだったけど、いまの自分らはいろんな世界で生きとる。仕事しとる時のわたしと、今あんたと話しとるわたし、家におるわたしは違うんじゃけ」

わたしは、初めて大人って最高だなとおもった。
ひとつの世界でうまくいかなくても深刻になる必要はなくって、他の世界で楽しくやってたら、そっちもいずれうまくいくようになる。
まあがんばろうやー、と話して電話はきれた。

日付は変わってた、次の日が休みでよかったな。

一年がもうおわろうとしている。
家族、友達、職場の人、業者の人、いろんな人。
わたしのすきな人ら皆んなが来年も無事に、それぞれが楽しくすごせたらいいな。

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