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春の歌「3月のライオン」を見た

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大人になり、仕事やら何やら忙しくなってテレビを見る機会も少なくなって、
「東京ラブストーリー」が、漫画が原作ということも、ずいぶん後に知って漫画は最近読んだ。
昔は、りぼんとマーガレット派で発売日を楽しみにする子どもだったけど
「キャンディキャンディ」と「Drスランプ アラレちゃん」と「What’s Michael?」くらいを収集してたくらいのもので
息子がジャンプを買いに行きだしたり、娘がバスケットボールを始めた頃に「スラムダンク読んでないのっ?」と
菓子研究家・福田里香さんに喝をいれられるくらいまでご無沙汰で、それ以来、里香さんには色んな漫画を教えてもらった。

その中のお一人が漫画家「羽海野チカ」さん。
私が知らなかっただけで、教えて貰った時には「ハチミツとクローバー」はすでにアニメにも映画にもなっていて
これまた「知らないの!!」って・・・浦島太郎。
あぁそうだった・・・この感覚、忘れてた。と、なくしたものを探すような拾い集めるような、
空いた穴を埋めるような感じで、漫画「3月のライオン」を読み始めた。多分その頃には単行本は4巻くらい出ていたかな?
すっかりハマって、今から5年前7巻販売記念キャンペーン「3月のライオン電車」にも応募参加したくらい。。
3月なのに、撮影日京都は雪が降った。

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そして、感謝感謝でご縁と機会をいただき、連載10年を迎える、映画「3月のライオン」の
関係者試写会に(上映は前編:2017年3月18日(土)・後編:4月22日(土)です)
根っから好きだから「良かった!」という感想を言いたいし、皆さんに見て欲しい!と心から思う。
だけど経験上、超話題作でも大好きな人がオススメしていてもグッとこないもんはこない、ということがある。
特に楽しみにしていればいるほど天邪鬼な心は「そう?」と思うこともあるから、、余計な心配をしてしまうけれど
漫画もいいけど、TVアニメもいいけど、映画も本当にいいと大声で言いたい。

「3月のライオン」の話をすると、「将棋のやつ?」と言われる。そう、間違いなく将棋の話。
私の生活の中に1mmもない将棋の話。麻雀よりもルールの知らない将棋の話。
漫画もアニメも映画も全部見ていますが、将棋の勝負のシーンがないわけではないし、将棋を知らない私は
勝敗の作戦に「おおっ」となることはない。そこまでの時間や感情に「おおっ」と思わされることはあるけれど。
さらに私にとっては、どの登場人物にも感情移入することもなく(珍しい)、終わってほしくない終わらない「物語」で
自分自身が生きていくということ、続いていく続けようとわくわくする映画だった。
丁寧に描かれているので、前編と後編になっているけれど2つで一つ、もしくは前編と後編の間にそれぞれの「気持ち」があって
一つの物語。もちろん、その後も自分の人生で続きがあるんだよ、頑張ろう、一人じゃないよと背中を押してくれる。

3月のライオン」を見た後、ずっと前に経験した感覚がふっと訪れた。
今では考えられないけれど受験生で中学生の分際で、学校抜け出して
八坂神社前の祇園会館(今はよしもと祇園花月)に「風と共に去りぬ」の映画を見に行ったことがある。
全く自分の世界にはないけれど、不自由の中に未来を信じれる勇気をもらえて
帰りのバス、少し大人になったような気持ち・・・今でも鮮明に思い出せる。

3日前に食べた昼をすぐ思い出せないお年頃なのに、昔のことで強烈に思い出せる感覚ってなんなんだろう。

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から揚げが好きな人は足首が太い、と若い頃に散々言われたけどやっぱり唐揚げが好きだ。
3月のライオン」映画にも出てくる食べ物のシーン。美味しいと食べるシーンに、なんだか泣けた。
(後、豊川悦司さんのファンである私だけ?かもだけれど、豊川さんのシーンにも度々泣いてた)

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私がいちばん好きな唐揚げは、京大の近く今出川通りにある「白水」のから揚げ。
山盛りのから揚げをテーブルに置くまで、から揚げが倒れないようにゆっくりと、小鳥の雛を抱えるように運んでくれる。
「おまっとーさん」と差し出されるから揚げを、冷めるのを待てず、毎度毎度、上顎を火傷する私。

みなさま、映画「3月のライオン」楽しみに!から揚げ同様、オススメです。

春の歌

 


著者プロフィール

月刊『IN THE POCKET』毎月27日公開
icon_mayumiモリカゲ マユミ

「モリカゲシャツの企画・販売係 面白いこと担当」

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