费南雪蛋糕

ドーナツなら、輪っかの形。
マドレーヌは、貝がらの形。

このお菓子はこんな形、と定番イメージがついているものがあります。

洋菓子にやや疎い私のような者にとって、形が変わると何と言うお菓子なのかわからなくなることもあります。

アルバイトの子にフランス土産としてもらった焼き菓子がとてもおいしかったのですが、名前がわからない。

キラキラしたパッケージがあるわけでもなく、無地の透明袋に数本入れられた、何か細長いケーキらしいもの。

何ていう名前なんだろうと思いながらも、答えを見つける前にあっという間に完食。

アルバイト君に
「もらったお土産、名前知らないけど、すごくおいしかった」
と伝えると
「フィガロで2位に選ばれたフィナンシェですよ」
との答え。

人差し指をちょっと太めにしたくらいの小ぶりな細長いアレが、フィナンシェだったとは。

完食してしまったので、写真も残っていないのですが、私の中ではフィナンシェ=薄平たい台形のイメージ。

言われるまでわからないとは、ちょっと恥ずかしい…。

しかも、その2位とかの情報、事前にくれていたら、もう少しゆっくり、何回かに分けて食べたのに…。

店名も入っていない、アッサリした包みに油断して完食してしまいました。もう一回買ってきてと気軽に言えない距離が憎い。

フィナンシェも、中国語訳があるのかと調べたら、ちゃんとありました。

费南雪蛋糕 fèinánxuědàngāo

カタカナで書くとしたら「フェイナンシュエ ダンガオ」。漢字の意味ではなくて、原語の音をもとにしています。

おそらく都会に限られると思いますが、こういう西洋菓子が手に入るようになったんだなぁ…、と自分が滞在していた当時の中国と比べて、今更ながら時の流れを感じます。

さて、フィナンシェの形について、例のイメージ通りの薄平たい台形のものが恋しくなり洋菓子屋さんを何件か訪ねましたが、意外と「あの形」には出会えず…3件目でようやく見つけました。

私が知らないだけで、丸やハート型やら色々と形があるんですね…。
そんなわけで、今日のおやつはフィナンシェになりました。
形は色々でも、やはりおいしい。

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