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夜は短し歩けよ乙女

2017年4月7日金曜日「夜は短し歩けよ乙女」が劇場公開される。先日試写会で一足早く鑑賞。
(原作:森見登美彦さん、監督:湯浅政明さん、脚本を上田誠(ヨーロッパ企画)さんという、
テレビアニメ「四畳半神話大系(2010年)」のメンバーでスペシャル製作されている)しかも!先輩の声は、みんな大好き星野源さん。
四畳半神話大系に出てくる「私」と「明石さん」はモリカゲシャツの服をさりげなく着てくれていて、根強いファンにこちらもとても嬉しい。
初めは3次元のものを2次元に?と不思議に思ったけれど、アニメの中で彼らはさも自然にそれを着て京都の街を過ごす。

夜は短し歩けよ乙女に出てくる「黒髪の乙女」は私が勝手に思い描くズバリ「初恋の相手」ではないんだけれど
理想の初恋の少女以上に魅力的な女の子。現に「先輩」は「黒髪の乙女」に恋い焦がれている。
そう、乙女にはどんな人にもなれる権利がある!と「黒髪の乙女」は教えてくれる。いや違うか、どんな人にも乙女の部分があるんだ。

私たち80年代「初恋」の相手の条件、男の子は「運動ができる」とか「背が高い」とか「とにかく面白い」
女の子は、色はピンクが似合って色白で小柄て、とにかく「ウサギみたいで可愛いね」といわれる娘。
そんな偏った初恋理想像にしてしまう(でもだいたいあってるよね?)のは、
自分自身がピンクが似合わず色黒でデカく「明るく元気な子ね」と言われるゾーンで僻みもある。

若い頃は勘違いが財産なので、色々失敗もしたけれど
魔法を使わない限り、ウサギみたいにはなれないことは子どもながらに気づかされたので(人間諦めが肝心
とりあえずピンクが似合わなくてもピンクを嫌わず、とにかくオモロイ人でいれるようにと心に決めた。
諦めたことで「乙女」の部分が出せた気がする。欲しいものを欲しいと一度でも言えると「乙女」になれるのではないか?と映画を見て思う。

私の周りには、乙女が開花できていない女子がまだまだたくさんいる。
だから、乙女の存在に気づかない殿方が「ナカメ作戦(なるべく彼女の目にとまる)」に出れないのではと思っている。
彼女たちは、いつも「出会いがない」とぼやいているけど、

“地球上に男は何人いると思っているの?”「35億!」笑 ブルゾンちえみさんのネタみたいに、
乙女の花が咲いたらみつばち(殿方)は自然に寄ってくる!!はず。

「黒髪の乙女」は、乙女の花を咲かせて町中を歩く。
乙女の花が咲くか咲かないか関係なく、年を重ねるごとに時計の進みが変わる。
10代に比べて20代はあっという間で、30代は記憶になく40代の今なんて、もうすぐ4月だけどこないだ正月だったのに!ってくらいだ。
だから、おせっかいと言われようとも、ええおばはんが何言うてんねんと言われようとも
京都の中心で叫びたい。

人生は短い!恋せよ乙女!「夜は短し歩けよ乙女」を見て、恋せよ乙女!
殿方も、ナカメ作戦を是非実行してほしい。

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先輩と黒髪の乙女がすれ違うお店・COLLECTION
いつもフルコース(デザートもという意味)食べてしまい、お腹いっぱいになる。

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三角の明かりがいつも迎えてくれる。ドライカレーもスパゲッティも好きだけど、やっぱりオムライス。最強、最高。

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荒野を歩け

 


著者プロフィール

月刊『IN THE POCKET』毎月27日公開
icon_mayumiモリカゲ マユミ

「モリカゲシャツの企画・販売係 面白いこと担当」

MORIKAGE SHIRT http://mrkgs.com

ebebe  http://ebebe.jp