緑袋  – エンブクロ –

人との出逢いは偶然なのか…必然なのか。
何か1つのきっかけや、御縁で、距離が縮まったり。
不思議なものですよね。
今回はプチメック東京の「緑袋」が繋いでくれた出逢いを書きたいと思います。

私はバスケットボール観戦が趣味で、自分の休日と試合日が合うと、よく試合観戦に行っています。
私自身、女子バスケ部だった事もあり、バスケットボール女子日本リーグ(WJBL)の試合を観に行く事が多いです。
チームを応援するも良し、選手個人を応援するも良し、ファンによって応援スタイルは様々です。
私はシュートフォームが綺麗な選手が好きで、シュートを打った後の手首の返し(フォロースルー)をしっかり残す選手に憧れます。
学生時代、自分がシュート苦手だったからかもしれません。

各会場運営にもよるのですが、試合後のファンサービスでサイン会を設けている試合もあります。
今、目の前でプレーしていた選手達のサイン会!!!
小中学生の選手全員分のサインを貰いたいという勢い、列んだ後ろの人が少しずつ近づいてくる圧迫感。
小心者の私にとって、列に列ぶ事はハードルが高いため、いつも列べずにいます。
サイン会が終わってから少しだけお話できたらいいなと思い、隅の方で待っていると、気に掛けてくださる1人の選手。
シュートフォームが綺麗な憧れの選手。
「いつも応援ありがとうございます。」と話しかけてくれました。
試合後で疲れているはずなのに、私が人見知りだと察してくださったのか、自ら会話をする時間を作ってくれました。
プレーだけでなく人柄も素敵。

いつも優しく接してくださる御礼に、差入れとしてお店の焼菓子とパンを持って行ったことがありました。
プチメック東京の緑の紙袋を見て、
「私、ここのパン屋さん知っています。友達に美味しいパン屋さんがあるからと薦められて買いに行ったことがあります。」と!!!!!
憧れの選手が、お店に来てくださった事があると!!!
本当に驚きました!!!
もう何年も前の出来事なのに、今でも鮮明に覚えています。
この日をきっかけに、距離が少しだけ縮まった気がしました。

試合会場で会う度、仕事の事を気に掛けてくださり、「またお店に伺いますね。」と社交辞令でも嬉しい一言を言ってくれます。
しかし社交辞令ではなく、現実に。
練習がお休みの日に新宿店に何度も来てくださり、窯入れ窯出しで手が離せず、店内で待たせてしまう日もありました。
「同僚の方に指示出していましたね。」と言われた時、仕事をする姿をずっと見ていてくれたのだと気付き、恥ずかしい気持ちと嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。

練習でストイックに自分を追い込む姿、試合で観せるパフォーマンス、周りを気遣う優しい人柄…1人の人として尊敬できる、本当に出逢えて良かったと想える選手。
繋いでくれた「緑袋」に感謝です。

選手にはいつか必ず引退が来ます。
引退するその日まで、ずっと応援し続けたいと改めて強く想う春の日です。

新宿スタッフ 木原

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