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揚げパン行列

今年のゴールデンウィークは暑いくらいの晴天続きで、まさに黄金週間。
一応観光地の蓼科高原。お天気が良かったせいか別荘客がどど~っとやって来た。車は多いし、私が母とお買い物へ行く農協もひとであふれていた。

かつての実家家業「渡辺製麺」はゴールデンウィーク中に「わたなべまつり」なるものを開催(3~5日)。そばのセール販売や流しそば、さらには事業のひとつ学校給食パンの販売及び揚げパンの販売。今年はお天気が良かったせいか大盛況。一日500個限定揚げパンはあっという間に売り切れたらしい。

母が会員になっている「大人の休日俱楽部」の会員誌の巻末ページに「思い出トップ10・もう一度食べたい学校給食」が掲載されていた。堂々の第一位は「揚げパン」。渡辺の揚げパン人気を知る数日前に「へぇ~」と眺めた。そんなこともあり、5日にどんな様子なのか見物に行ってみると。。。行列が出来ているではないか。ニュースでゴールデンウィーク中にあちこちに行列が出来ているのを見ては「並んで待っても食べたいんだね。私は遠慮するわ」と冷ややかな私。お日さまがギラギラしている中(気温は22度程だけど)30分も前からあげぱんに並ぶなんて私には考えられないが確かに並んでいた。

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その様子を横目にのこのこテストキッチンへ写真を撮らせてもらいに行って話しを聞くと「毎年あげぱんは人気があって、昨年は一日300個だったのを今年は500個に増やしたんです。午前中は10分で完売。12時からの販売もすぐなくなるでしょうね」と。ちなみにお一人様4個まで。

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ときどきパン屋さんで見かける小ぶりな揚げパンではなく、長さ20センチ以上、小学校の高学年や中学校、先生たちに配られている大きサイズのコッペパンの揚げパン。ひとつ100円。ただではないけどお買い得。流しそば(無料)のコーナーは甘いものにありんこが群がっているようになっていたが、揚げパン販売コーナーは正午の販売まであと30分あったけど、みんなお行儀よく並んでいた。
テストキッチンで頼み込めばきっとひとつくらいいただけたのだろうが、あの行列を見た後ではそれは出来ない。写真だけ撮らせてもらって退散した。

翌日生そばを買いに行ったついでにどんなだったか尋ねるとあっという間に売り切れたとのこと。おそるべじ揚げパン。
揚げたて+砂糖まぶしたて=作り立てを食べれば給食で食べたのよりもおいしいのかも。でも並べない愛パン家まさこぱんなのでした(苦笑)


著者プロフィール

月刊連載『NO BREAD NO LIFE』(まさこジャム)毎月12日公開
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渡邉まさこ(わたなべまさこ)

愛パン家(ときどきパンライター、アドバイザー、審査員。)
その昔「パンの会」主宰