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もはやアーティスト

久しぶりにお客様にお願いしてモデルをやってもらって

ホームページや宣伝に使うスタイル写真を撮りました

とはいってもメイクはお客様にいつものメイクで

カメラは私自身で撮るというラフさです

モデルさんがかわいいので助かりましたが

つくるってやっぱり難しいです

特にカメラで写るのと肉眼では結構違いますし

髪の仕上がりと表情、背景、撮る角度、などなどいろんなものが

納得できるラインで一枚におさまらないといけません

髪型こっちの方がかわいい、でも表情はこっちやな

とかよくある話です

途中で「カワイイ、キレイ、カッコイイってそもそもなんやねん」

ってなったりすることもあります

ですがあーでもない、こーでもないとやってるうちに

あ、これだ!って瞬間が来た時の嬉しさはハマります

シャッター押しまくりです

髪の毛をデザインするということを強く感じる瞬間です

サロンワークにもつながっていいです

こういう話をするとお客様の中には

「美容師はアーティストやねー」とか言ってくれる方もいるのですが

サロンワークを主軸とする私自身はアーティストという言葉はしっくりこなくて

「いやいやお客様の要望もありますし、全部自分の思うままにデザインして
いいわけではないので、アーティストとはちょっとちがいますね」

と答えてたのですが

先日お客様で30代の大学職員の方が

「もはやアーティストですねと言われる仕事がしたいとおっしゃっていました」

大学職員がアートな仕事?

「はい、教育をもっと夢のあるものに自由に発想していきたい」

彼はバリバリの体育会系で向上心の高いタイプ

いつも彼とはお互いの仕事の話で盛り上がっていました

職種は違えど共通する部分は結構あるもんです

前々から彼が「若い人たちを集めて勉強会をしたい」とおっしゃっていました。
彼は仕事への意欲も高く上司にもよく意見や提案をしていたのを聞いていたのですが

どうもいつも彼が納得のいくような答えは返って来なかったようで

悔しい思いをしていたようでした

そんな中で何かもっと自分ができることを

刺激を受けるようなことをしていきたいと思ったようで

自分が主催で勉強会を開くことを思い立ったようでした

その行動力は素晴らしく自分で主催して動くことで

彼は組織のなかとは違う、自分でやる苦労や喜びも感じるだろし

その行動は周りの同僚や上司にも影響するでしょう

すごいなぁ あついなぁ

なかなかできることじゃないですよね

そんな勉強会第一回を無事に終え彼が言っていたのが

さっきの「もはやアーティスとだね、と言われるような仕事がしたい」です

名言いただきました!

なるほど彼の言うアーティストとは

誰もが魅入るような自由な創造性を持つ人なのだろうと理解しました

形をつくったり描いたりするわけではなく

常識を超えて自由な発想で素晴らしい仕事がしたいということで出た言葉

そういう意味では私も「もはやアーティスト」には憧れるなぁ

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著者プロフィール

『月曜日のジョウロ』毎月13日公開
prof_jyoro橋溝 祐司 (はしみぞ ゆうじ)

京都生まれ 大学卒業後サラリーマンになるも一年で脱サラ
一転美容師になる。2007年独立してhair art jyoro設立。
2016年2月移転してジョウロと名前を変え丸太町智恵光院で一席のみの美容室を営業中
ジョウロ(HP)