title_jyoro

髪を切ることは私の仕事です

髪を切ることは私の仕事です

でも、それだけではなくて大切なコミュニケーションのツールでもあります

髪を切るのはお客様だけではなく

友人や家族、親戚などの毛も私は切っています

ありがたいことに髪は時間が経てば勝手に伸びてくれる

そうすると私に会いたい以外にも会う理由ができます

何か月かに一回必ず会う

仲の良い友人たちの中でも私が一番それぞれに会っていますし

近況もよく知っているので

「あいつどうしてる?」とかの質問もよくされます

みんなのパイプ役的な感じですね

仕事や育児が忙しくなってくるとなかなかみんな時間を合わせられないですが

私は髪を切りながら会えます

親戚のおばさんも切りに来てくれます

色々な話をします、亡くなった母との思い出や家の相談事

ゆっくり2時間3時間、叔母と話をする

髪切ってなかったらないな

先日は甥っ子と姪っ子の毛も切りました

普段何もしてあげられませんが

髪を切ってあげられるっていうのは嬉しいです

髪切ってくれる叔父さんと覚えられますしね

髪を切る行為は、体の一部を預けてくれることだし

たとえ黙っていても近くで同じ時間を共有する

仲良くなりやすいですね

ずぼらな私はあまり自分から時間をつくって

コミュニケーションをとろうというタイプではないので

この時間はすごく貴重です

私の人とのつながりは髪を切ることで維持できているといっても

過言ではないかもしれません

ちなみに私の髪は後輩と切り合いしてます

どっちから切る?ってなものです

ただ相手を切るだけでも仲良くなれるのに

切り合いですからね、家族ぐるみでとても仲良くしています

あと、お客様によく言われるんですが

「奥さんも髪切ってあげてるの?」

もちろんです!

「いいなぁー」とかよく言ってもらうのですが

実は妻が一番ほったらかしです

お義父さんの方がよく切ってます

妻には本当に申し訳ないのですが

息子がまだ一歳なのでなかなかチャンスがない

ただ、前髪だけちゃちゃっと切ってあげたりはしてます

息子は先日切ろうとしたら「いやっ!いやっ!」て言うて

切らしてくれませんでした

なんでだよ・・

とにかく、大事な人たちの髪をキレイにできるのは嬉しいことです

c_jyoro17


著者プロフィール

『月曜日のジョウロ』毎月13日公開
prof_jyoro橋溝 祐司 (はしみぞ ゆうじ)

京都生まれ 大学卒業後サラリーマンになるも一年で脱サラ
一転美容師になる。2007年独立してhair art jyoro設立。
2016年2月移転してジョウロと名前を変え丸太町智恵光院で一席のみの美容室を営業中
ジョウロ(HP)