蘘荷

夏になると俄然、食べたくなるものってありますか?

私にとって、夏の食卓のお供と言えば、断然、茗荷。
茗荷、みょうが、ミョウガ…。
名前も何だか愛らしい。

刻んで冷奴やお蕎麦、素麺の薬味にして良し、丸ごと天ぷらにして良し、暑くて食欲がないなぁという時でも、茗荷があればご機嫌になれる程です。

そんなに茗荷を愛しているのに、どうしたことか、今年はまだ一度も食べていませんでした。

先日、仕事を終えて同僚とおしゃべりしながら帰っていた時の事、「今日の晩御飯、茗荷を買ってあるんで素麺に…」なんて聞いてしまってから、私まで、心は茗荷のとりこ。

その翌日にはスーパーで茗荷を買い込み、遅まきながら、今夏初の茗荷を食べました。(蒸し暑くて、できるだけ火を使いたくないので、お手軽に冷奴で済ませてしまいましたが)

中国にはきっと茗荷は無いのだろうと思って調べてみたら、意外にも、茗荷は大陸から伝わってきたそうで、中国南方では食べられているようです。

中国語だと“蘘荷”(ránghé)と言うそうです。知らなかった…。
中国のウェブサイトで茗荷を使ったレシピを見ていたら、刻んだ茗荷を干豆腐と合わせて塩炒めにしたり、和食とはまた違った趣で、あぁ、これもおいしそう…。

茗荷を食べると物忘れがひどくなるという俗説がありますが、実際には、そういう効果はないようです。
私の場合、大事な事を忘れないようにメモを取り、そのメモをどこかに置き忘れてくるくらい物忘れがひどいのはおそらく生まれつきなので、今夏も心置きなく、茗荷をいただきたいと思います!

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