酒吧

時にはお店でおいしいお酒と食事をいただきたいけれど、1人での外食はいまだに不慣れです。

食事の内容も大事ですが、まず何よりも、照明はやや暗めで、あまり混雑していなく、程よいBGMや会話の音があり、狭すぎず、広過ぎず、通りすがりの者がフラッと入っても緩やかに迎え入れてくれそうな、そんなお店でないとなかなか入ることができない小心者です。

これは私の個人的な弱点ですが、お腹に力を入れても、人が多い所だととにかく声が通らないので、あまり賑やかやお店だと、喧騒に紛れて店員さんに気づいてもらえないのです。(悲しい。そういう意味では、食券制の店が好きです。)

でも、時には外で飲みたい。
たとえ、注文の声に気づかれなくて苦労したとしても。
夏はビールがおいしいのだから!(あと、食後に片付けしなくていいって最高に贅沢ではありませんか?)

と、言うわけで、最近では、ちょこちょこと出歩いております。

同じ京都スタッフの中村さんが紹介していたkátteさんにもうかがいましたし(素敵でした。ああいう所なら私でも通える!)、製造アルバイトの子の掛け持ち勤め先であるインド料理屋さん(スパイスとお酒のコンビは夏に最適)、珍しく何の前情報もなしにふらりと立ち寄った近所の夜カフェ。
少しずつ、少しずつ、行動範囲を広げていっております。

誰かと一緒に食べるのも楽しいですが、1人で楽しむお酒と食事も、これはまた格別なわけです。

京都に来て5年目になろうというのに、今までは、お店の開拓はほとんどやっていませんでした。
外での食事やお酒がこんなに楽しいのなら、もう少し早く始めればよかったなぁ。

お酒好きとは言いますが、そこはやっぱり小心者なので、いまだにバーには1人で入られません。

自宅の近所に小さなバーがあり、毎夜、皆さん楽しそうに飲んでいるのが通りから見えるのですが、何となく入れないまま今日に至ります。

バーは中国語で“酒吧”(jiǔbā)と言います。英語のbarからの音訳ですね。

そう言えば10年程前によく通っていた中国東北部某市にあるバーは今、どうなっているのかと気になって調べてみました。
“苏菲的世界”(=ソフィーの世界)と言う、かつてのベストセラー書籍の名前を冠した(ちょっと時代を感じる)そのバーは、現在も営業中のようです。あぁ、懐かしい。

中国では行けたのだから、日本のバーにも行けないはずはないのですが、カウンターに座って、マスターと小粋な会話を楽しむ、なんて日は…まだまだ遠そうです。

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