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ダンスはうまく踊れない

好き嫌いがない、何でも食べられるというのはとても魅力的なことだと思っている。

お歳暮の中に立派な活きている海老と牡蠣をいただき、豪華で特別な夕食になるのがだいたいクリスマス。
保育園か小学校の低学年生の頃クリスマス前後にいつも私は腹痛を訴え嘔吐していた。
診断は「ジカチュウドク」それは、毎年同じ時期に3年間くらい続いた。
自家中毒は「孤立感、さみしさ、構ってほしいなどのストレスから自律神経の機能に一時的に障害が発生するケースが多い」と書かれていて
今思えば、母にそばにいてもらいたくてそうなっていたのかもしれない、と思わなくもない。
タイミングが重なっていることもあり、牡蠣のせいでは?と食べた記憶もないのだけれど、
「食べてはいけないもの、食べたらしんどくなるもの」という思い込みもあって、トライしたことはない。

あまり食べる機会のないものに対して、好奇心の方が勝ち、見た目が気持ち悪いものでも一度はトライしてしまう性分。
中学の時、やんちゃな男の子のお見舞いに病院へお見舞いに、ギャグのつもりで「アボカド」を持って行った。
全員初めてでどうやって食べたらいいのかわからず、果物ナイフで切り、種の手強さに笑いが止まらず誰も食べようとしなかった。
種をくり抜き、食べて美味しい!やん、といったのは私だけだった。

大人になってから、アボカドが入っているメニューは必ず注文した。
わざわざ、食べに行くこともあり好物と言っても良いものだった。
けれど、38歳の夕方にアボカドを食べて自分の体に異変がおきていくのを、感じた。
口の中に、小さな虫がうじゃうじゃいる感じ。そして、だんだんと目が開かなくなる。
アレルギーだった。血液検査の結果、これは食べてはダメというイラストとそのレベルのような数字を渡された。
今まで食べれていた、もしくは鈍感だったのかもしれないけれど食べれていたものばかりで好きなものばかりだった。

苦手な食材はないですか?と聞いてくれるお店は、とてもありがたいのだけれど
ちょっと小洒落たお店は、フルーツをスープに仕立てたり彩りに何かしらフルーツが乗っている。
大変申し訳ないけれど、聞いてくれるお店にはお伝えしてるし、忘れていて乗っていても食べてくれる人に食べてもらっている。
口腔の痺れや動機や目の異常を覚悟してまで、食べれない。
多分、一生分の分量を私は食べたから食べれなくなったのだと、思っている。

最近もう一度調べたら、「ラテックス・フルーツ症候群」に当てはまる。
先月紹介した「マンゴーパフェ」大丈夫と思って食べてたけど(大丈夫でしたが)NGリストに・・・のってるやん・・・・

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この夏、宇都宮美術館に行ってきた。
誰かと行ければいいなと漠然と考えていたけれど、絶妙なタイミングで「一緒に行っていいですか?」と
年の離れた妹分と宇都宮の駅で待ち合わす約束を前夜にした。

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KIGI さんの 「KIGI WORK & FREE」の個展 9月24日日曜日まで。

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宇都宮の事、美術館の方にもいろいろ教えてもらったけれど、妹分がいろいろ調べてくれていて「大谷資料館」にも足を
伸ばす。私一人じゃ多分行かなかったと思う。
写真じゃ伝わらない空間は、閉館ギリギリじゃなかったらもっといたかった。
そして、定番の餃子屋さんがことごとく臨時休業。が、地元の人が行くっていう餃子にはありつけた。「焼・揚・水」の
フルコースを食べました。
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「ダンスはうまく踊れない」
https://youtu.be/PCN5UHr0q1c

 


著者プロフィール

月刊『IN THE POCKET』毎月27日公開
icon_mayumiモリカゲ マユミ

「モリカゲシャツの企画・販売係 面白いこと担当」

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