「今月ナニ観た?番外編 落合〜江古田」

ある雑誌の建築特集に作家「林芙美子」の邸宅が紹介されていた。素敵だなぁと、いつか行ってみたいと思っていた。関東の長雨も少し落ち着いた日、蚊の餌食になるので少しためらったが、緑が潤うこの瞬間に決めた。

西武新宿線の中井駅より徒歩7分ぐらいか、坂を見上げると竹林がある。すぐそこは高田馬場なのにまぁ京都っぽいというのが第一印象だが、建てるとなれば京都まで足を運んでいたという彼女のこだわりを目の当たりにした。
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日々の訪問客はこちらの玄関より出入りしていた。というかひたすら待ち続けていた人がたくさんいたのだろうな。落ち着ける環境はまずは入口から。
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インド更紗を貼った洒落た押入れ。普通に布団をしまうだけなのに、さすが。
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中庭を進めばたくさんの木々と草花。狭いところが苦手な私は、空気の流れをいつも感じられる日本家屋にやはり憧れる。
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このほか台所に寝室、茶の間やアトリエなども見学し、坂の上にひっそり佇む林芙美子邸を後にした。この門をくぐると先ほどの玄関にたどり着く。
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このまま近くを流れる妙正寺川に沿って新井薬師方面へ向かった。そこは昔、高校生として通学していた場所だ。古本屋や駅のホームのカーブ具合、あまりにもそのままだから急に感傷的な気持ちになって、制服姿の当時の自分が一瞬重なった。あれからずいぶん歳をとったな…。というわけで卒業ぶりのご挨拶に薬師様へお参りを。
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ついでというには少し離れた場所にはなるが、新青梅街道沿いにある「中野区立歴史民俗資料館」を終着点とした。よくある郷土資料館ではあるが、面白そうな企画展示をやるので気になっていた。入場無料で常設展示もわかりやすく、そして館内が綺麗だった。
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さて落合〜江古田の散歩もこれにて終了。再び西武新宿線に乗り込み小江戸の町へ戻るのだ。 “「人生」すごろく”か…まぁそんな感じだ。