西瓜头

新しい年を迎えるにあたって、何かを新調したり、整えたりした方は多いのではないでしょうか?

お正月らしい事は特にしない私も、年末年始には、せめて、髪だけでも整えておこうと美容院に行くようにしていました。

ただ、悩みがひとつ。
一年程前に、4年近く髪を切ってもらっていた美容師さんが、急にお店を辞めてしまってからというもの、新しい店に飛び込んでは、何が悪いというわけではないけど「何か決め手に欠ける…」と転々とし、新たな拠り所を求めて、2017年はさまよい続けていました。

その馴染みの美容師さんには、ほぼ毎回、大まかな長さの希望以外、どう仕上げて欲しいのか、うまく説明できない、ぼんやりした状態でお願いし、お話しながら仕上げていってもらうと、不思議なことに、そうそう!こんな感じが良かったんだ、もしくは、あぁ、こんなスタイルは初めてだけど、良いなぁと思う髪型になっているのです。

そして、その美容師さんが一番魅力的だったのは、施術の最中、とにかく楽しそうなところ。
髪を切って、そんなにニコニコしてくれるなら、もう、私のアタマを捧げるのでどんどん好きにしちゃってください、と思うくらい、笑顔でカットしてくださいました。

来客が立て込んでいる時や、新人スタッフに教えながら働いている時、その他諸々、「今日はかなり忙しそうなのかな?」と思われる時でも、笑顔を絶やさず、まろやかな雰囲気で対応してくれました。

そんな風に信頼して、いつもお願いしていた美容師さんがいないなら、もう行くこともないだろうから、美容院からのメールマガジンも、そろそろ止めようかと思っていた昨年末、なんと、その美容師さんが「復帰しました!」とのメッセージが。

これは行かねば、と思いましたが、何故か、年末も年始も、私の休日と美容師さんの休みが軒並みバッティング。

こちらのシフトが読まれているんじゃないかと思うくらいピンポイントですれ違いを繰り返し、若干くじけそうになりつつ、ようやく、月末に予約が取れました。長かった…。

もう松の内も明けてしまって、新年云々あまり関係ない時期になってしまいましたが、久しぶりにあのニコニコ顔に会えるかと思うと、楽しみです。

髪を切るといえば、小学校の途中くらいから美容院に行くようになりましたが、小さな頃は、おじいちゃんが近所の公園に連れて行って、髪を切ってくれていたそうです。

ただし、おじいちゃんは散髪は素人ですので、ものすごいおかっぱ頭にされていました。(最近のお子さんは、あんまりおかっぱ頭しませんよね…)

おかっぱ頭。
中国語では“娃娃头”(娃娃頭 wáwatóu)とか“西瓜头”(西瓜頭 xīguātóu)など言い方があるようです。
(娃娃は「赤ちゃん、子ども」または「人形」、西瓜は「スイカ」)

娃娃头は「ちびまる子ちゃん」のような髪型のイメージのようなので、かつての私の激しいおかっぱ頭はどちらかというと西瓜头、スイカ頭の方が近いかも知れません。

ちょっと嬉しい再会のお話でまとめたかったのですが、締めの話題がスイカ頭となりましたので、今回の写真は古い画像フォルダから引っ張り出した、スイカ(多分)を売る中国のおじさんと、道端の犬です。

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