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カンボジアパン報告

2月5日から10日間、カンボジアへ行って来た。タイのチェンマイからバンコク経由でプノンペンへ入った。プノンペン2泊、シアヌークビル2泊、シェムリアップ6泊の旅。出発前にガイドブックを読み地図を凝視。地図を見るのは大好きで、読むものがなくなると地図を見ている。もちろんパン屋探しもしながらね。
かつてフランスの植民地だったカンボジア。ベトナム同様、パンへの期待も高まった。地図上にはいくつかのパン屋(ベーカリー)が記されていたが、その中で目を引いたのが「エリックカイザー」。カイザーってあのカイザー?!
プノンペン二日目の夕方、ひとり街歩き・パン屋探しに出かけた。最初に目指したのはカイザー。ホテルから歩いて20分ほどのところにまさにあのカイザーがあった。埃だらけの街には不似合いなスタイリッシュな店舗。私も埃まみれ汗まみれだったが遠慮なく入店し真剣にパン選び。カフェ併設の店舗で、数名の欧米人たちがお洒落にお茶をしていた。夕方だったせいか日本のカイザーよりも品薄。あれこれ悩んだ結果、バゲットモンジュをチョイス。日本やパリと同様両端がとがった形でこれがカイザーの基本⁈ 
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ナイフがないので早速ちぎって食べてみると日本のものとほぼ同じ。生地(小麦粉)の甘みが若干足りない気もしたがおいしかった。よしよし(^^♪
カイザーは地図上でプノンペンにもう一店舗。調べてみるとアメリカや香港にもあるようだった。
カンボジアはUSドル支払いのところがほとんどで、カイザーもプライスカードはドル表記。バゲットは1ドルだった。日本が高いのかカンボジアが安いのか。。。どの店もたいていバゲットは1ドルだった。
カイザーへ行く途中にあった「トゥーレ・ジュール(ベーカリー)」にも寄ってみた。疲れていたので甘いパンをチョイス。日本のクロッカンに似たクランベリーペストリー。細切れにしたクロワッサン生地にクランベリーを混ぜて型に入れて焼いたもの。
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ひとつバゲットの1.5倍の180円くらい。あんぱんやメロンパンもどきもあり、日本のパン屋さんに似てた。ハード系のパンも魅力的なものがたくさんだったしこのクランベリーも〇 この店はカンボジアの通貨リエルでの値段表記だが、ドル払いもOK。
タイへ帰ってから調べたら、韓国発のフランチャイズパン屋さんでアメリカにまであるらしい。一番多いのはベトナムだとか。。。

20センチほどの長さのプティバゲットはあちこちで見かけた。朝、昼、夕方の食事時になるとあちこちの店先でザルに山積みにして販売されていたし、ザルに乗せたパンを竿の両端に吊るして歩いているパンの行商もいた。
ベトナムのバインミーに似たサンドイッチ「ヌンパン・パテー」もあちこちで販売されている。プティバゲットを使った小ぶりなのは25セント30円くらい。ベトナムのバインミーのように大根なますは入っておらず、レバーパテとカンボジアソーセージのシンプルサンドだった。セットのキュウリの甘酢漬けをかじりながら食べる。カンボジア人は同じく添付されている小袋の唐辛子のソースをつけるのだろうが私は真っ赤なソースはノーサンキュー。サンドイッチ&キュウリで満足だった。

まだプノンペンだが今回はおしまい。
カンボジアパン報告はまた次回につづく(^^♪ 

*まさこぱん*


著者プロフィール

月刊連載『NO BREAD NO LIFE』(まさこジャム)毎月12日公開
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渡邉まさこ(わたなべまさこ)

愛パン家(ときどきパンライター、アドバイザー、審査員。)
その昔「パンの会」主宰