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カンボジアパン報告PART2+チェンマイ

3月のつづきでカンボジアパン報告スタート。
後半6日間滞在したアンコール遺跡があるシェムリアップでも時間を作ってパン屋さんチェック散歩。プノンペンにも数店舗あるカンボジア発の「ブルーパンプキン」もわりとハード系が充実していた。食べるチャンスがなかったが「フレンチ・ベーカリー」もおいしそうなハード系とペストリー、キッシュ&チーズがあった。
「〇〇ベーカリー」と看板を掲げている店やガイドブックに「ベーカリー」と記されているお店を回ったが、多くがパンもあるお菓子屋カフェで△ タイ・チェンマイもそうだが、ベーカリー=パン屋とは限らない。むしろお菓子屋風な場合が多い。
「パン屋が立ち並ぶ」とガイドブックに表記があってもカンボジアの昔ながらのパン屋さん?って趣きのパン屋で、私が思うパン屋ではない。私のパン屋とは食事パンがあるいわゆる「欧風」? カンボジアのそのパン屋にはバゲットはあったが、そのほかのパンなのかお菓子なのかわからないパンらしきものばかりだった。
タイへ帰る日にシェムリアップで買ったのは「トゥレジュール」のくるみレーズンと「ブルーパンプキン」の全粒バゲットとカンパーニュ、リュスティック、名前は忘れちゃったけど、コンビニで買えたパン屋さんのミルク食パン。
ブルーパンプキンのハード系はまあまあだが「シェムリアップにカイザーがなくて残念」と思いながらたべた。トゥレジュールのくるみレーズンは予想外に生地が甘くて△ ミルク食パンは想像通りふわふわ甘かった(笑)
まとめてみるとカンボジアにはカイザーのような「おフランス」なパン屋さんと昔ながらの菓子パン中心のパン屋さんが混在。→甘くないシンプルな食事パンもあるので、パン食いの私でも住めそう。

「住む」と言えば、毎年1~2ケ月住んでいるチェンマイで今年は新しいパン屋に通った。ハード系が充実している「NaNa」。安くておいしいと評判の店。プレーンなフランスパン生地のラグビーボール型に焼いたホワイトブレッド(バゲットは皮が硬すぎたので中身が多いこちらをチョイス)、同じ生地にブラックオリーブが入ったオリーブブレッド、全粒生地に雑穀とかぼちゃの種が入った型入りのパンを主に食べていた。それとNaNaのぐるぐる/ゴールデンレーズンを使ったパン・オ・レザン。
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チェンマイ在住のパン好き知人おすすめのバゲットリュスティックは皮が硬すぎる上に、生地も私には重たすぎてちょっと苦手だった。ライ麦入りと思われるくるみパンとくるみレーズンはちょっと酸味が気になったのと重たい食感だったので「ときどき」。普通のバゲットやローズマリーブレッドなどもチャレンジしたが、自炊のおかずや食べ心地その他もろもろを掛け合わせた結果、落ち着いたのが上記の食事パン3点とぐるぐるゴールデン。
今年は慶徳さん(西山君のコラム3/8とても寂しかったこと)の切ない訃報をNaNaパンと噛みしめた。男の色気がある慶徳さんのことは大好きだったので、あの日のパンはしょっぱ苦い味がした。
来年もパン好きだった慶徳さんを想いながら彼の分までNaNaパンを食べたいと思う。

*まさこぱん*


著者プロフィール

月刊連載『NO BREAD NO LIFE』(まさこジャム)毎月12日公開
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渡邉まさこ(わたなべまさこ)

愛パン家(ときどきパンライター、アドバイザー、審査員。)
その昔「パンの会」主宰