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ハイスクールララバイ

娘の高校生活がもう少しで終わる。
自分もだけど、高校の3年間なんて、あっっっっっっっっっっっっっと言う間だった。
この夏は大学選びに付き添って、open campusというものに数校、足を運ぶ機会に恵まれた。
いつも自分の頃と比較すると、親が学校についてくるなんて!と思うのだけれど、そんな機会でもないと
行ったことのない大学に行くこともないからなーと思うのと、周りの人に話を聞くと結構な親が一緒に行くという話を聞いて(実際、親子で見に来ているのも多い)まるで自分が行くかのようについていった。

説明会や個人面談の他、学食を食べれたり学校案内ツアーや各学部の体験授業もあったりして、プチ学生気分。
大学の大きい教室で、受ける授業はなかなか刺激的。
それが毎日になると・・・「ねむーい!」ってなるんだろうけど。

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大人になってから大学に通いたいと思う気持ちわかるし、キャンパスライフをもっと楽しんだらよかったなと今さらながら。
「学べる」ということは、とても豊かなことなのだと本当に思う。頑張れ受験生!

そんな中、Facebookで西谷真理子さん(編集者/京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授)から、京都精華大学で特別授業の一般公開のお知らせを発見。
学生たちに混じってキャンパスにレッツゴー。

元「GINZA」編集長・中島敏子氏を迎え「雑誌に息を吹き込む秘訣」

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どこの場所に行っても、どんな苦境にあっても、楽しみながら面白がりながら作り上げる様を語られていて、とてもとても刺激的だった。
ある雑誌はあらゆる分野をなんでも知っているのが当然でその担当になられた時の話の中で、
「○○ってどう思う?」と聞かれ「○○」を後から必死で調べたりした・・・という過去談をおっしゃってて、
私もその様な事があったなぁと思い出していた。

20才頃のこと、神戸から京都に帰る私が運転する小さな車の中に、ディスプレイの師匠が助手席、後ろに先輩と同期の女の子がいた。
仕事の帰りだったとは思うのだけれど、師匠が「今年はどんな感じが流行るか知っている?」と聞いた。
手に持っていたモード誌の見出しに「フェミニン?マスキュリン?」と書いてあったらしく、同期の女の子が
「マスキュリンな感じですかね」と小さな声で言った。
すかさず、「マスキュリンってどういうことかわかってるの?」と師匠に追求され、当時の私は正直わからなくて
ハンドルを握る手が汗でベトベトになった。
同期の女の子は、知ったかぶりをしたことに絶句し泣きそうになっていた。後にフラれた先輩もうまく説明ができない。
次の順番は私だ・・・とドキドキしていたけれど、説明を強要されなかったので知ったかぶりを貫きながら、
めちゃめちゃ重くて嫌な空気のまま京都まで運転した。

中島敏子さんもおっしゃっていたけれど、若い時の無茶苦茶な経験や自分の中に興味がないことへの挑戦、
壁を突き破る時、壁の先の向こうにある未来のようなものを思うこと、そして面白がれるユニークさを持ち続けることで
素敵なものづくりが出来ることなんだと、再認識。楽しい授業でした。

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京都一、眺めのいいcafe。足を伸ばしたくなる「efish」今年で19年目だそう。

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好きな場所がどんどんなくなってきているので、ずっとあってほしい店です。

そして、今回のタイトル「ハイスクールララバイ
高校が終わるなーと思うところから選んだんですけど「ララバイ」ってなんんだっけ?
チコちゃんに叱られる前に、調べたところ、子守唄という意味でした。

 


著者プロフィール

月刊『IN THE POCKET』毎月27日公開
icon_mayumiモリカゲ マユミ

「モリカゲシャツの企画・販売係 面白いこと担当」

MORIKAGE SHIRT http://mrkgs.com

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