bn_garakuta

(××)

美意識は人の原動力みたいなものだと思いますが、
「アートって難しいよね」
「アートって一部のお金持ちのためだけのものでしょう?」
って言う声はいまだ根強いですね。
そんな風潮を笑い飛ばすかの如きポップアートが出て来ました。
アーティストKAWSとセサミストリートとコラボレーションしたぬいぐるみが、ユニクロから出ました。
KAWSのアイコン(××)のお目々になっちゃったそうです。
いまやKAWSのアート作品は、市場でものすごい価格で取引がされているのですが、そんなアーティストが手がけたぬいぐるみが、一時的とは言えお店に行けば誰でも真っ当な価格で買えることには感激です。
『ぬいぐるみは子供のもの』と断定はしませんが、小さい子がこんなレベルの高いアートで遊んだら、どんな感性の育ち方をしちゃうのかと思うと、正直僕は羨ましくて仕方がありません。出来る事なら僕が遊んで育ちたかった。
幼児教育だとかの話をするつもりはないのですが、小さい時に身の周りに「どんなモノがあるか?」は、すごく重要なことだと思っています。周囲の愛情とともに美しいものやかっこイイものと言う、好意的に肯定できるものがたくさんあると、なんか幸せな気がします。

あ、それは大人も同じか。
美しいものやかっこ良いもの、美しい行動や気持ちを理解できない人は、ちょっと残念な感じがしますよね。理解できなくて、肯定できないことの言い訳ばっかりしてる人、いるな〜。
残念だし、なんかかわいそうですね。

さておき細部を見ていきましょう。
このボックスはセット専用だそうで、外装好きな僕としてはここにもワクワクしてしまう。薄紙もグッドデザイン。
sesamibox01
sesamibox02

紙を剥がすとひとつひとつ包まれていました。
sesamidollpack

顔が見えましたよ。(××)の目が!
sesamidollopen

ジャーン!てなんか眠そうにも見えます。
sesamidollface

エルモ
elmo

アーニー
ernie

クッキーモンスターとバート
cockie&bert

ビッグバード
bb

実は今回のこのぬいぐるみたち、ハンドメイドなんだそうです。
クオリティにおいてそこはさほど重視するポイントと思っていないのですが、人の手によって作られたと言うことで生じる個体差は、僕には正直魅力的だったりします。
sesamiall

以前のブリロボックスの積み木同様、これもまた僕の手元で長らく保管される愛すべきガラクタになりそうです。


著者プロフィール

月刊連載『GARAKUTA HAVEN』毎月28日公開
なかがみやすお

1970年生まれ。戌年。
アパレルの販売を生業としています。
若い時は某アーティストのマネージャーやスタイリストとして動き回っていた時代もありましたが、
30代以降はアパレルに腰を据えて『ゲストサービスの正体を見極める』を胸に秘めて仕事をしています。
この5年半は明治通りのショップで統括店長兼バイヤーとして、多忙に翻弄される日々ですけれども、正直毎日とても楽しいです。
洋服が好き。グラフィックデザインが好き。カスタムすることと工夫することが大好きです。人生は工夫だと思っています。
ここでは僕が心の拠り所(HAVEN)とする、 ガラクタっぽいけど良デザインなモノをご紹介していきます。