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“二重橋=点心”

別に点心が大好物という訳ではないのだけれど、こんな店なら「点心食べに行こうよ」がステキな言葉になる。11月8日にオープンした二重橋スクエア内のYAUMAY。
天井の高さ、オープンキッチン、中で働らく点心師のマジメな面もち、白いクロス、ナチュラルに漂う異国感、ホントスキ。

メニューはアラカルトのみ。点心のデフォルトは3個入り。4人の私達は迷いながら、この日はそれぞれが仕事先から原地集合、原地解散と言う忙しランチだったので、とりあえず、点心はここからここまで全部、と言う漢っぷりのいいオーダーをしてみた。

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どの店に行っても必ず頼むのがくらげの酢のもの。くらげ、と言うだけでわたしの中の「おいしい」は約束されている。

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オーダーは「ここからここまで」、なおかつ出来た順に持ってくるのでどれがどれやらなのだけれど、これはおそらくエビ。ヤボな要素が何も無い垢ぬけた美味しさ。見た目の美しさ、品格、最高。

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ほたて焼売。全て3つ入りなので、4人の場合は、ほたて好きな人の挙手制。もちろん私も。

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これはシンプルなシュウマイ。3種類のタレも美味しくて、本場の人はその三種のタレをブレンドして自分好みを作るんだとか。

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マストと言われている蝦夷鹿肉のパイ包み。テイストの方向が違うので一瞬点心を忘れてしまった。私はずっと点心を食べ続けていたい派かなぁ。

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豆苗と海老の餃子。やっぱり点心は超越して安定の美味。

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四川風ワンタン。コレも素晴らしい。辛いもの大好物なので山椒のひりつく感があとを引くのと、やはり「皮」が違う。ひときわ美味しい。

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クリスピーアロマダックはパリパリの皮と胡瓜、白長葱、それに掛ける美味しいタレ、とそれを包む皮でいただきます。

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昼から乾杯したくなるところ、みんなこの後仕事よね、で我慢。気付くと窓からの陽がもう気持ち傾きかけていた。自然光って美しいなぁなどと。
東京には新しいお店が増えていく中、久し振りに自分の好みにかっちりハマったお店が点心、と言うのも自分自身でさえ意外。どんな出会いがあるかわからないものだな、と思う。頭の中はすっかり二重橋といえば点心、点心と言えば二重橋。それほどにこの使い勝手のよさは最強です。
お店の空気感と味わいのクオリティー、サービス。是非ともまずはエントランスと店内の嬉しいギャップに驚きつつ、心地良く混み合った時間帯をお勧めしたい。

YAUMAY
https://www.facebook.com/pages/category/Restaurant/Yaumay-%E3%83%A4%E3%82%A6%E3%83%A1%E3%82%A4-258392021527923/


著者プロフィール

月刊連載『153.1 × manger』毎月18日公開
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東京生まれ、東京育ち。
いろんなコトしてきました的東京在住人。
主に食、ほか、アート、映画、ファッション、五感に響いたものを写真と言葉で綴ります。