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“仕事トキドキご飯”

最近仕事の虫である。プロジェクトが動き出し予定がなかなか組みにくくなってしまったこともあって、レストランの予約をめっきりしなくなってしまった。代わりにと言っては何だけれど、大好きな靴だのワンピだの鞄だの、身体は一つしかないのにね、と思いながらも購入し、これ着てあのレストランへ、この靴はいてあのお寿司屋さんへ、とかそんな想いを抱きながら日々を過ごしている。
そんな状況では当然誘われても即答できず、断ることになる事多々でも事あるごとに連れ出してくれる有難き友がこの夜も楽しい店に連れて行ってくれた。渋谷の2号店も大人気の中目黒の本家RODEO。
21時からのごはんに長い前置きは省略。前菜をささっと食べたら「炭トキドキ薪」というキャッチコピーの通り、本命の肉へ突入。渡辺シェフがつきっきりで炭で焼き、炙っていた。
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甘めのタスマニア産粒マスタードとレモンでカイノミ。常連の友は、やっぱり渡辺さんの肉焼きが最高なんだ、という。わかる。確かにうわ~ってなる至福感。肉を頬張った時の幸福感って他の食材では味わえないものだと思うのだよね。魂に来るっていうか、結構深いとこに来る。
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色みがタマラナイイチボ。周りはサクッと芳ばしく焼き、ピンクの部分はしなやかでちょっとエッチ。いや、もちろん褒めコトバとしてね。肉ってそうであるべきだし。
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そしてSNSで目にしたこのミートーソースはバターを絡めたマンチーニ16ミリに炭トキドキ薪の自家製ハンバーグ。
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ソースを回しかけたら渡辺さん自ら崩し始める。
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そして豪快に混ぜるマゼル混ぜる。艶々の乳化は断然大人のミート。
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とりわけたら、渡辺さんがまたもやパルミジャーノをたっぷりすりおろし、艶々を目隠ししてしまうイケズ。大人が豪快にやるミートソースはどこか生意気なところもあるのだけれど、食べるとその強気なアウトプットが美味しさに勢いを与え、ますますモテモテの仕組み。
エンターテイメント性もあり、アラカルトの使い勝手の良さと価格も正しく美味しい。もう少し若くに出会っていたら通っただろうなぁと思う良店。
カウンターはほぼ30代。若くしてRODEOに出会えた君達は幸せものだね。
ごちそうさまでした。

炭トキドキ薪 RODEO
京都目黒区中目黒3-5-1


著者プロフィール

月刊連載『153.1 × manger』毎月18日公開
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東京生まれ、東京育ち。
いろんなコトしてきました的東京在住人。
主に食、ほか、アート、映画、ファッション、五感に響いたものを写真と言葉で綴ります。