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白いパラソル

父がいる日で家で食べるちょっと特別な晩御飯で多かったと言えば「盛り合わせ」寿司の出前だった。
私だけさび抜きをお願いして、好きだろうと穴子と卵の押し寿司と太巻きを「いるか?」と聞かれるのが良くあるパターンだった。
寿司を店に食べに行った記憶はほとんどなく、初カウンターに座って食べたのも上司だったか先輩だったかに連れてもらった大阪の店。
二十歳くらいでやたら緊張してしまい「同じものでいいです」と「それはいらないです」という感じで自分で食べたいものはほぼ言えなかった。

カウンターの苦手な私(そう思い込みがち)には、回転寿司の存在はありがたい。
自分の好きな同じものでも取って食べれるし、気楽だ。
予約の取れないお店にも惹かれるし行けるなら行ってみたいけれど、多分緊張して味がわからないと思う。

友達にイタリア人の恋人が出来て、この間一緒に京都でご飯を食べることになった。
京都といえば!と言うところは、アチコチ行かれた後だと言うこともあり、リクエストにお応えし回転寿司にご案内した。
目をキラキラさせてくるくる回るお寿司を眺めている彼はとても可愛かった。
粉末のお茶の入れ方、回って来るお皿の取り方、タッチパネルでの注文、食べた後お皿の枚数でできるルーレットゲーム
彼は遊園地でもきたかのように喜んでくれた。
私が子どもの時に、pizzaの宅配やハンバーガーを頼む時のようなウキウキ感なのだろうなと思い出した。

先日も、北海道の札幌に出張でお邪魔し設営した日、ちょっと遅くなったのと軽くでってことで、 「町のすし家 四季花まる」すすきの店に。
回らない系のお店カウンターだけど気軽で、緊張せず美味しくいただけた。

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撤去後には、すすきのの寿司の名店に連れて行ってもらうことになり、なんとそこはカウンター→魚の入ったショーケース→大将と言うスタイル。
見た目はそんなに強面でない大将なんだけど、強気な職人さん。メニューは、松竹梅って感じでリーズナブルな価格ではあるけれど
「そりゃもちろん松だよね、松のおまかせだよね」的な無言の空気圧(勝手なイメージです)
「おまかせで」と伝えたあと、食べれないものがあることを伝えたあたりから、目の色が変わり始めた大将・・・・
と言うのも、私結構食べれないものが多く「何しに北海道の寿司屋に来たんだ!」と言われるくらいのレベル。
「食べれないものがあれば、食べてもらいます」と言っては見たものの、アワビのお寿司に手を付けなかったのを目撃され「そんな美味しいものを!」と
大将を興奮させてしまった。
蟹を食べなかった時には、呆れられたけれど大将の話は面白く「また次回も寄せてもらいます」と笑顔でごちそうさま。
ちなみに、そんな私がリクエストし2巡して食べたのは「スジコ」

大将の名言『こだわりは何ですか?ってしょっちゅう聞かれるけど、こだわりのないのがこだわり」どこかで聞いた言葉。いい夜でした。

新千歳空港は、お土産の誘惑もいっぱいあって・・・乗る前にまた回る寿司へ。ここでもスジコちゃんもいただきましたがイクラちゃんも。
そういえば滞在中に、私の誕生月を祝ってもらいました。

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北海道で六花亭のファンの方なら存じておられる「おやつ屋さん」と言う予約限定のお菓子を、いただくと言う幸せ。
6月のお菓子は、何と「プリン・ブリュレの食べ比べ」私のプリン好き!知ってるの???6種類を同時にいただいた。ありがとうございます!

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くるくる回るのは、お寿司だけではなく・・・・モリカゲシャツ京都本店で開催中の「ボンボンストアさんの傘/日傘
傘、くるくると心も楽しくなってます

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22日土曜日に、松田聖子さんの「Concert Tour 2019」に大阪城ホールへ。
来年40周年で、主にシングルで構成されたライブ。聖子ちゃんのコンサート、初めて行きました。10歳年上で10年後あんなに
魅力的でいられるか、動けるか、白いパラソルの似合う女性になれるのか!自問自答。

昔を懐かしむだけでなく、今を生きることを教えてくれる人は素晴らしい。

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白いパラソル

 

 


著者プロフィール

月刊『IN THE POCKET』毎月27日公開
icon_mayumiモリカゲ マユミ

「モリカゲシャツの企画・販売係 面白いこと担当」

MORIKAGE SHIRT http://mrkgs.com

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