未来を変える人気テクノロジーズ

ここに、スタートアップ専門の市場調査会社がまとめた今この界隈で起きている8つの人気テクノロジーの紹介画像があります。

iPhone が初めて発表された約10年前、World Wide Web が公開された約25年前、ゼロックスの研究所でパーソナルコンピュータの原型がひっそりと誕生した約40年前を思い返すと、私たちの仕事や暮らしがいかにテクノロジーの発展により急激に変わってきたか驚きを禁じえません。

そのうえ、今は何といっても「人工知能」の時代。

Microsoft の創業者ビル・ゲイツ、人類を火星に導く実業家イーロン・マスク、車椅子の宇宙物理学者スティーブン・ホーキングーー。

現代の錚々たる知性の持ち主たちが人工知能の開発に警鐘を鳴らしていることは記憶に新しいでしょう。

下記の人気リストは、スタートアップの挑戦と投資家の期待の高さの反映なので、絵に描いた餅ではなく、数年後の社会に大きなインパクトを与えうるものといえます。

みなさんはいくつご存知ですか?

いろいろな分野の大きな変化をいま眼の前にしているかと思うと、なんだかワクワクしてきますね。

Devices

via. 8 technologies to watch in the startup world (INFOGRAPHICS) (URL : https://www.techinasia.com/8-hot-technologies-in-startup-world)

1.チャットボット

先日、Facebook が自身のメッセンジャーアプリにチャットボット機能を付けることを発表して一躍話題になりました。

チャットボットは最近になって急に脚光を浴びはじめましたが、モバイルな個人秘書としての人工知能の例としてはむしろ、以前から少なくないひとたちにその登場を予想されたテクノロジーのひとつです。

つまりこれは、ボットとのチャットを楽しむのではなく、チャット形式で、航空券の予約やネット検索、ショッピング、スケジュール管理などを人工知能楽に代行させるツールなのです。

2.AR

拡張現実と訳されるこの技術は、私たちが思い浮かべる近未来の暮らしに最も近いでしょう。

百聞は一見に如かず。

マイクロソフト開発の Hololens と、推定時価総額45億ドルとされる謎のベンチャー企業 Magic Leap のデモ動画をどうぞ。

3.VR

仮想現実と訳されるこちらは、画像や動画とは異なる3次元の経験を与えることに最大の特徴があります。

ですから、ゲームで遊ぶことは下の動画のような全身運動になりますし、外科手術などの機会が稀な出来事をVR配信する試みがすでに行なわれはじめています。

4.電気自動車

このテクノロジーは随分前から近未来の乗り物として開発の歴史を歩んできましたが、イーロン・マスクのテスラ・モーターズの登場によってようやく旧型と遜色ない性能とデザインの完全電気自動車が公道を走りはじめました。

現在では、4輪車に限らず、台湾のバッテリー交換方式の電動スクーターを開発した Gogoro のようなベンチャーが注目を集めています。

5.3Dプリント

テック系雑誌 Wired の編集長を務めたクリス・アンダーソンの著書『MAKERS』によって一躍有名となりながらもいまいちその凄さがわからないテクノロジー、3Dプリンティング。

私の知る限り、3Dプリントが最も大きな影響を与えたのは、さまざまな産業でのプロトタイプ作りの加速化でした。

現在では、3Dプリント自体のスピードアップによってさらなるイノベーションの加速に期待が寄せられています。

6.ヘルスケア分野でのAR・VR

画期的なテクノロジーは、その新奇さゆえに大々的な導入と普及には相応の時間がかかるもの。

ただし、勝ち負けの結果がハッキリし、プレイヤーの命がよりシビアに賭けられている分野は例外です。

たとえば、軍事、金融、医療。

AR技術を用いた疾患のリアルタイムな状態把握や情報共有、患者のリハビリテーションでのVRの応用など、私たちの生活の前に医療現場から先に未来のテクノロジーの導入がはじまっています。

7.モバイル機器のワイヤレス充電

これはもう、読んで字の如くですね。

日本では公衆wi-fiもまだままなりませんが、スタートアップ界隈では公衆ワイヤレス充電が次のステップと見定められているようです。

8.ホームバッテリー

最後は、家庭向けの蓄電システム。

それぞれの家庭が電力会社とその送電網に依存しなくなるという点で非常に破壊的なポテンシャルをもっているとのこと。

さて、皆様いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介するのは、私の大好きなミュージシャンのひとり、アメリカ西海岸の音楽プロデューサー Daedelus です 。

テクノロジーとは、スマートフォンが気が付いたら旧型の携帯電話を不便なものに変えてしまったように、新旧の入れ替わりが激しく、うっかりすると不都合や不利益を被ってしまいかねない厄介なものです。

これから、未来のテクノロジーの面白いところと危険な面を何回かに分けて書いていきましょう。

私の考えは、使い慣れた道具がどんどんスマート化するなか、使い手自身の私たちが文字通りの意味で、スマートに、賢くならないと、今は想像もできないような危険な事態を招いてしまうというものです。

それは、 Daedulus のスマートな機材を使った華麗な演奏が、一見簡単そうで実はものすごく複雑なプロセスから生みだされていることに象徴されるでしょう。

京都スタッフ 緒方勇人
http://engineerism.com