外来語

フランボワーズ、カシス、グロゼイユ、スリーズ…、プチメックに入りたての頃、聞きなれないフルーツの名前に「何ソレ…?」と戸惑っていました。

今でこそ笑い話になりますが、ラズベリー(英語)とフランボワーズ(フランス語)は別の果物だと思っていて、先輩からフランボワーズのピュレを取ってくるよう言われたのに、「すみません、ラズベリーしかないです…」と青ざめながら言ったこともありました。
(ピュレのパッケージにはちゃんと英語とフランス語が併記されているのに、慌てていたのか全く見えていなかったんですね…)

ただ、こういったいわゆる西洋由来の名詞について、中国語で聞かれた時などは、いまだに答えに困ってしまいます。
(そもそも十数年前に私が留学していた中国東北地方ののどかな街では、フランボワーズやらクロワッサンやらの西洋の食べ物を見る機会もなかったのですから…。)

ある時、中国からのお客様にベニエのジャムの種類を聞かれ、アプリコットは答えられたものの、フランボワーズはどう言うのかわからず、苦し紛れに「ええと…苺の親戚みたいなもので…、味は甘酸っぱいです」と答えたときのいたたまれなさと言ったら
…。

後で調べたところ、フランボワーズは中国語で「木苺(mumei)」もしくは「覆盆子(fupenzi)」(フランボワーズの音訳だそうです)。
「木苺」で通じるなら、筆談した方がよかったと後悔しつつ、またひとつ新しい単語を覚えたのでした。

私が学生だった頃に比べれば、中国の方が海外旅行に出る機会も格段に増えました。
きっと以前より増えたに違いない中国語における外来語、調べて覚えてみるのもおもしろいかも知れません。
image