香菜迷

好き嫌いが分かれる食材というのは色々ありますが、「パクチー」もその中のひとつではないでしょうか。

中国語では香菜(xiāng cài、シャンツァイ)、英語ではcoriander(コリアンダー)とも呼ばれ、とにかく独特なあの香りが、人を虜にしたり、逆に嫌われたり…。

私はパクチーが大好きで、かつては自宅のベランダで栽培を試みた程です(失敗しましたが…)。

中国では鍋料理のつけダレに入れたり、ピータン豆腐などの冷菜にトッピングされていたりと、非常によく使われていて、パクチー好きには天国のような環境でした。

中国語で「迷(mí)」というと、何かに夢中(になる)、ファン、マニア、というような意味があります。

「香菜迷」な私は、パクチーと聞くと、それだけでついつい手が伸びてしまいます。
ただ、苦手な人も多い食材だけに、いつでもどこでもパクチー商品があるわけではありません。

この度、まとまったお休みをいただいたので、東京に遊びに行ったのですが、これは是非食べておこうと狙っていたものがあります…。

代々木八幡にあるカフェ《15℃》さんの「いわしサンド」。
いわしとレモン、タマネギの甘酢漬け、レタス、それにパクチー。
爽やかなおいしさの中に、キラリと光るパクチーの風味がたまりません。

《プチメック東京》の「鶏肉のベトナム風サンド」。
鶏肉と大根、人参のなます、ピーナッツ、そして、欠かせないパクチー!

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身内贔屓と言うわけではないのですが、このサンドイッチが好き過ぎて、実は東京に行く度に食べています。
もしも、食わず嫌いされている方がいらしたら、是非とも試していただきたいです。

身内といえば…、今回は残念ながら時間が足りず、行けなかったのですが、渋谷のレフェクトワールでも「ガーリックシュリンプとパクチーのカスクルート」というパクチーを使った商品が出ております。
これも食べたかったなぁ…。

こんなにおいしくて、いい仕事をするパクチーなのに、和名が「カメムシソウ」なのが、悲しいような、でもちょっと納得できるような、複雑な気持ちです…。