Instagram 前編

師走です。年の瀬だというのに、ぼくは急遽2日間だけ東京へ行くことになったので、一昨日のうちにSONGBIRD COFFEEさんへご挨拶に。
あまりにもお忙しそうだったので、何か大きな媒体にでも掲載されたのかなぁと思い、オーナーの徳田さんに訊いてみると「インスタです。台湾の有名なインタグラマーの方が載せてくださったみたいで・・・」とのことだった。なるほど、外国人のお客さんが多いわけです(もちろん日本人のお客さんもいっぱい)。
そういえば、ぼくのブログによく登場していただく宮野さんも、先日お会いした際に興味深いことを話されていた。彼は京都で2軒の和食屋さんとカフェを経営されているんだけれど(他にも事業をいろいろ)、彼の和食屋さんには最近、シンガポールや台湾など海外のお客様からの予約が多いらしい。それもFBのメッセンジャーで。それで、「当店には英語のできるスタッフがおりませんが大丈夫ですか?」といったことを返信されると、「大丈夫、大丈夫。料理はインスタで見ていてわかっているから。インスタの写真を見せて注文をするから。」と返事が来るらしい。頭では理解しているつもりなんだけれど、 すごい時代になったもんだなぁと改めて思った。

料理を食べに行き、写真を撮るという行為に対して怪訝に思われる方は実際にいらっしゃるし、その是非についても人それぞれあると思うのでここでは書かないけれど、ローストビーフがいっぱいのっている丼とか、いわゆる “メガ盛り” と呼ばれるような料理は、恐らくインスタなどのSNSで “いかにバズらせるか” ということを意図的に考え開発されたものなんだろうと思うし、派手な色使いのベーグルなんかもきっと同じ狙いで作られたものなんだと思う。もうここまで来ると、「どんどんSNSに挙げてください」という姿勢のお店は、今後ますます店づくりにおいても、いかにスマホで撮影した時に料理や商品が写真映えするテーブルやお皿、クロスを選ぶかとか、お客様の位置から撮影をされた際に影が写り込まないよう照明の位置を考えるとか、美味しそうな色合いに写る照明を選ぶとか・・・といったことが優先されるようになってくるんだろうなぁと思った。

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西山 逸成

代表取締役製造補助

Le PetitmecとRéfectoireの隊長をやっています。