MOBAC SHOW 2017 前編

忙しさにかまけて、ちょっと間が空いてしまいました。
“小さくて強い店” の話を書きかけなのですが、更新が滞ったついでに今回は少し別の話を。

2年おきに東京と大阪で交互に開催される国際製菓製パン関連産業展 モバックショウ 2017 が今回は大阪ということで、公休日のスタッフ2名と一緒にインテックス大阪へ。
これは製菓製パンの機械や道具、材料などの展示会なんだけれど、前回行ったのはいつだったか・・・かなり久しぶりに行ったような気がするなぁ。
昔は開催される度に熱心に行っていたんだけれど、ここ最近はすっかり行かなくなっていた。
ぼくがモバックショウへの足が遠のいていた理由は単純で、「製パンの機械が全然進化しているとは思えなかった」から。

この手の産業展というのは、回りきるのが大変なくらい大きな会場で開催され、たいてい各メーカーさんの華やかなブースでは業界のスターシェフによるデモンストレーションなどをされているんだけれど、ぼくがモバックショウへ行く目的というのは、飽くまでも時短などといった労働環境改善に繋がる最新機器に出会うことを期待して足を運んでいる。
ところが、 “今回こそは・・・” と毎回思いながら行くものの、たいてい残念な印象しか残らず、同業者の方々との交流会で終わる場合が多い。
いつだったか、窯などのメーカーさんのブースで担当者の方にこう訊いたことがあった。

「今回、2年前と比べて進化した部分ってあるんですか?」

メーカーの方が、窯の温度表示などのパネル部分を指差しながら教えてくださったのは、「温度のデジタル表示の部分が大きく見やすくなりました。あと、スチームを追加で少しだけ足せるようにボタンが付きました。」という答えだった。
愕然としたぼくは、この時を最後にモバックショウへの足が遠のくことになった。

“2年間もあって、進化したというのがその程度なのか・・・なんて製パンの機械は遅れているんだ・・・” と正直思ったし、それ以来ぼくは自分が欲しい機械を思いついたらネットで調べ、直接メーカーさんに問い合わせたり、欲しいものがないとわかれば、製パン機械のメーカーでなくても作ってもらえそうな会社がないか、探すようになった。

つづく

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西山 逸成

代表取締役製造補助

Le PetitmecとRéfectoireの隊長をやっています。