コーヒーのこと。4.

コーヒーは好きか?と訊かれたら「大好き」だと答えるし、子供の頃から飲まない日はないほど飲んできた。ミルクを入れたものだけど。
フレッシュやミルクを入れなければ美味しいと思えない自分の味覚を、単純に ”お子ちゃまな舌” なんだと思っていた。
ちなみにぼくは子供の頃から今もミルク(牛乳)が飲めない、飲まない、絶対に飲みたくないというほどなんだけれど、苦手なブラックコーヒーに、もっともっと苦手なミルクなりフレッシュを入れた途端、劇的に美味しい飲みものになるという不思議。そこでぼくは 、違いのわからない男である自分の味覚を棚に上げ、まずこう考えた。

ブラックというのは、実はコーヒーとして完成手前のものなんじゃないか?

そして、ぼくが好んで飲んでいるミルクやフレッシュを入れた、あのコーヒーこそが実は味としての完成形なんじゃないのか?

そういえば京都の老舗で名店であるイノダコーヒさんは最初からミルクを入れて提供されているし、やはり老舗である静香さんも確かそうだったような憶えがある。

さすが老舗、というか、 ”お子ちゃまな舌” だの ”違いのわからない男” だのと卑下していたけれど、もしや・・・

と考えが頭を過り、ググってみた。

「1947年8月にコーヒーショップを開いたのが創業である。この時、客が会話に夢中になってコーヒーが冷め、砂糖とミルクがうまく混ざらなかった事がきっかけとなり、初めから砂糖とミルクを入れた状態でのコーヒーの提供が始められた。」wikipediaより抜粋

違ったらしい・・・

じゃあ、あの「苦手なもの(ブラックのコーヒー)+ 絶対というほど苦手で飲めないもの(牛乳)= とても美味しい飲みもの(コーヒー)」って、なんなんだろう・・・と考えていたところ、一つ思い浮かぶものがあった。

つづく

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コーヒーのこと。1. 2. 3.

 

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西山 逸成

代表取締役製造補助

Le PetitmecとRéfectoireの隊長をやっています。