お取引先確認書、新規取引確認書

昨日に続き、これもあまり意味を感じない煩わしいものの一つ。
店をやっていて新しく取引きが始まる業者さんなどがあると、決まってスタッフから「これ、お願いします。」と言って、ペラ一枚を渡される。
「お取引先確認書」とか「新規取引確認書」、「得意先登録票」といったもので、要はこれから取引をするにあたり「御社の情報を書いて提出してくださいな。」といったものなんだけれど、こんなのって昔は必要なかった気がする。ところがここ数年、新規で取引きが始まる業者さんは規模の大小に関係なく、大抵これを持って来られるようになった。
会社名、所在地、電話番号、FAX番号、代表者の名前に担当者の名前、部署、従業員数、取引先銀行と支店名、・・・資本金がいくらだといった ”大きなお世話だよ” と思うような欄まであって、もちろんぼくは、 ”あぁ、面倒だなぁ” といつも内心思っている。

想像するに、”この会社(あるいは店)は、取引先として大丈夫なのか?体力はあるのか?(潰れたりしないか)、最悪の場合、逃げたりしないか?” といった判断材料の一つにでも使われるんだろうと思うんだけれど、おそらく昔はこういったものがなかったことを思うと、それだけ売り掛けで卸していた会社やお店が潰れたり、その回収ができなくなったといった事例が増えたのかなぁとも想像する。

そうだとすると、その割にはペラ一枚だし、中には印刷の薄いお粗末なものもあればそれこそ社印が必要というわけでもないから、これがそれほど重要なものとも思えてこない。決算書や会社の登記事項証明、印鑑証明を添えて出せといったことももちろんないし、書いた資本金の額や従業員数にしてもおそらく確認までしていないでしょ、と思うと、この「確認書」というのは、 ”何の確認なの?” ”何のために必要なの?” と、どうも釈然としない。

記入欄には「会社の設立年月日」という箇所もあるんだけれど、ぼくなんてそんなものいちいち憶えていない。さすがに最初の店を創業した日は憶えているけれど、今では会社も三つになっているし、法人化した年月日なんて一つ目の会社ですら憶えていないんだから。

そもそもそれがいつなのかなんて、ぼくにとってはそれほど重要なことだと思っていないんだなぁ。

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西山 逸成

代表取締役製造補助

Le PetitmecとRéfectoireの隊長をやっています。