フリック入力

昨日、PCのタッチタイピングの話を書きながら、実は「そんなのぼくもできないですよ」といった方が大勢いらっしゃるだろうと思っていたし、今も思っている。
常に仕事でPCを使い、それもよほど文字入力をすることがお仕事の方でもない限りタッチタイピングなんてできる人は少数派で、大半の人はぼくのような感じなんじゃないかと思う。仮にその大半の人とぼくとに差があったとしても、きっとそれは「えっ、西山、指2本で打ってるの?ウケる。オレなんて3本使って打ってるぜ。」程度の差で、これくらいなら悔しい気持ちにもならなければ卑下するようなこともない。

ところがスマホの登場以来、フリック入力なる方法が現れた。ぼくはこれができない、というかこれもできない。
思い返せば最初にぼくがスマホを持ったのは iPhone 3Gで、その頃からフリック入力を使えるようにと頑張っていたなら、今頃は若い子のように華麗に使えるようになっていたかもしれない。けれどぼくは、必要に迫られたら・・・程度に考えていたし、若い子が驚きの速さで入力しているのを目の当たりにしてもなお、「いや~やっぱり若い子はすごいね」で、片付けてしまっていた。

それが最近になって、スタッフも含め周囲の人たちみんながフリック入力を使っているらしいことを察し、タッチタイピングとは違い、どうやらフリック入力は使う派が大半を占めるといった印象を持つようになった。それも「オレたち、ケータイ打ち世代だよねー」と思っていたぼくに近い世代の人にまで、「えっ・・・西山さん、フリック入力使っていないんですか?速いですよ。」と言われてしまう現実。

先日、アルバイトスタッフさんからものすごく長いメールをいただいたぼくは 、”これは当然、PCで打っているよね?” と思いながら読み進め、最後の 「iPhoneから送信」という文字を見て愕然とした。

これほどの長文をスマホで打っているのか・・・

しかしそう思ってしまうのも、自分の低い能力を基準に考えてしまうからに違いない。フリック入力を駆使すれば、スマホであってもきっとこれだけの長文を思いのほか短時間で打てるようになるんだと考えを改めた。
その後、やり取りの場所をLINEに移しても驚きの連続だった。なんせ、返信が速い、速い。それも決してひと言、ふた言でないちゃんとした文章がポンポンとくるし、ぼくが返信を打っている間にも書き終わる前に次のが届く。
”これがフリック入力なんだ・・・恐るべしフリック入力” と、頭ではわかっているつもりだけれど、それでも余りにも速いので ”定型句でもコピペしているの?” とさえ頭を過る(そんなわけないんだけれど)。
それにしても今更ながらフリック入力の凄さをまざまざと思い知らされたような気がした。
ということで、これも今更だけれど、ぼくはフリック入力の練習をしようと思ったのでした。

でもなぁ、物覚えの悪いぼくがフリック入力を習得した頃には、音声入力か何か別のものが主流になってて、「えっ・・・西山さん、まだフリック入力なんてやっているんですか?」って、スタッフから言われていそうな気がする。

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西山 逸成

代表取締役製造補助

Le PetitmecとRéfectoireの隊長をやっています。