で、ご用件は何でしょうか? 1.

これはパン屋さんやお店をされている方に限らない話だと思うんだけれど、とにかく辟易とするほど営業の電話が多い。
パン屋さんの場合、お店で使う大きな機材のほとんどが電気を使用するものなので、おそらく他の食べもの屋さんと比べても驚くほど電気代が高くなる。
そういったことを知っているからこそだと思うけれど、一時は関西電力のグループ会社であるかのように名乗ったり、保安協会かのように名乗る人たちが「電気代が安くなりますよ」ということを謳い文句に頻繁に電話をかけてこられた。
もちろんこれは、電力自由化になる以前の話。
言葉は悪いけれど、そのほとんどのものは胡散臭いといった印象を与えるもので、ぼくは基本的には聞く耳を持たないし、うっかり聞いてしまったときには必ずというほど関西電力へ確認の電話を入れた。

「〇〇って会社の人が関西電力さんからの仕事であるかのように言われてますが、これは間違いありませんか?」

すると、

「関西電力がそういった営業をすることはありません。」

「保安協会を名乗ってそういった営業をすることはまずありません。」

返答は決まってこんな感じだった。

今ではパン屋さんの電気代削減については、それを専門にされているグローアップさんという会社が真面目に、もちろん合法的に努力をされたおかげで多くのパン屋さんがグローアップさんに依頼されるようになった(うちもお世話になっていますが、もちろんステマではありません)。

以前、アイドル級に男前な社長であるグローアップの古田さんと話をした際、そういった怪しい会社がパン屋さんへ話を持ちかけることが多かったため、古田さんらも同じ様に見られ最初は苦労されたといったお話も伺った。
ぼくなんかは最初こそ社長である古田さんが男前すぎて猜疑心が芽生えそうになるといった屈折ぶりだったけれど、こうしたグローアップさんの努力の甲斐あってか、最近では「電気代が安くなりますよ」といった怪しく煩わしい話も随分と減った気がする。

だけど、こういった一方的で不躾な営業電話は他にもまだまだある。

つづく

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画像は、業界のためにグローアップさんが無償で発行されているBakery Partner。
表紙の不自然な笑顔をしているのは、ぼくの数少ない友人の一人、PAINDUCEの米山さん。

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西山 逸成

代表取締役製造補助

Le PetitmecとRéfectoireの隊長をやっています。