FBのこと。

最近、若い人がすっかりFBから去ったという話を頻繁に目にするようになったのと同時に、”Facebookおじさん” なる言葉も見るようになった。
どうやらこれは、若い人の投稿にいちいちコメントでマウンティングしてくるおじさんがいるからといった理由などがあるらしい。
つまり、「うぜーよ、おじさん」ということ。
ぼくも今や完全におじさんの域に入っているんだけれど、まったく同感、異論なし。
でも、若い人が去ったのが理由だとは思わないけれど、時差をおいて今やおじさん(おばさん)ですらFBから去っているといった印象を受けるのは、おそらくぼくだけじゃないと思う。

ぼくが最初にFBのアカウント登録をしたのは、結構早い時期だった。
最初こそおもしろがってやっていたけれど、ほどなくしてぼくはアカウントを削除している(twitter、Instagramも同様にいずれも一度は退会をしている)。
その理由というのは、来る友達申請を何も考えずに承認しまくっていたら、同業者とそれに近い人ばかりになってしまった。まぁこういったことは多くの人が当然そうなるだろうし、このこと自体は特に何も思うこともない。ところが流れてくるコメント欄でのやり取りや「いいね」の乱打を見ているうちに、どうにもぼくには受け付けなくなった。
それは結局、リアルな世界での業界のヒエラルキーがそのままネット上(FB)でも再現されているということに対する気持ち悪さのような感情だった。
これもいわゆる ”SNS疲れ” と呼ばれるものなんだと思う。これが理由で、ぼくはFBを一度退会することにした。

しばらく間をおいて再開したのは、「FBページ」が始まり、管理人として個人のアカウントが必要だったから。
前回の理由もあったため再開するにあたりぼくは当初、自己紹介欄に「大変申し訳ありませんが同業者の方およびそれに近い方はお断りいたします。」とまで書いていた。

そもそもぼくは、SNSで使われる ”つながり” や ”友達” といった言葉には違和感しかないので、友達(FBでいうところの)は100人を超えないようにしようと意識をしての再開だった。
ところがいざ再開してみると、わざわざ店にまで会いにきてくれて「西山さん、FBされてますよね。承認お願いします。」という人まで現れた。
結局、気づけばまた同業者やそれに近い人たちが増えた。そして気をつけていたはずの友達の数も今では237人にもなっている。それに友達申請をいただきながら確認をしていなかった方が70名にもなる。心苦しい。

友達申請について「お会いしたことのない方とは・」とか「申請される方はメッセージを・」といった断り書きをよく見かける。
”そりゃそうだよな” とは思うんだけれど、そもそもぼく自身は ”FBでいうところの友達は、いわゆる友達とは違うでしょ” と思っているので、正直そこの部分はどうでもいいくらいに考えている。だから今からでも送ってくださった友達申請の確認を全部押そうかなぁとも一瞬思ったんだけれど。

現在ぼくがFBを使うのは、告知やブログなどwebサイト更新のリンクを貼るのが目的であって、そこに何かを書き込むといったことはない(いただいたコメントはお返しするけれど)。
また、FBとInstaの両方をされている方は大抵の場合、同じ画像や文章をあげられるので、どちらにも「いいね」を押すのには抵抗もあって、ぼくは押すならInstaの方に押す。
だから気持ち的にはもうFBはやっていないに等しいし、そういったこともあって個人のデータやアイコンも消している。
これが友達申請をいただいても確認を押さない理由でもあるんだけれど、もともとFBは使いにくい、改悪が多いといったイメージが強いし、あの不要なものがたくさん表示されてごちゃごちゃと見づらいレイアウトも好きじゃない。

そう考えると個人的にはFBをやめない理由はほとんどないんだけれど、それでも続けていた一番の理由は「FBページを維持するためには管理人が必要」ということくらいだった。
ところが今年に入ってFBはそのアルゴリズムの変更を発表し、FBページでのリーチをかなり減少させた。つまり、企業やお店などがFBページで投稿をしてもそのほとんどのものはユーザーに届かなくなったことになる。
先日、友人の秀島さんもtwitterで「FBページ、いいね、フォロワーが2,000人以上いて、リーチが300人とかまで絞られている。広告打っても意味ないし、FBページがますます意味のない存在になってきたな。」と書かれていたけれど、これにはまったく同感。
お店や自社のwebサイト代わりにFBページを使われてきた方にとってはとても困った変更だろうけれど、ぼくはこのwebサイトを作った理由を最初の頃のブログでこう書いている。

「リースの更新はないなぁ・・・それほど更新することもないwebサイトに、いまのリース料はもったいないし。それにFBページがあるんだから十分なんじゃないか、更新も頻繁にできるし。」

「でもやっぱり自社のwebサイトはあった方がいいよなぁ。FBは無料サービスだから、いつ一方的に仕様を変更されたりwebサイトの代用にならなくなっても文句も言えないし。」
webサイトとコラムのこと。

だからぼくは ”やっぱり、そうなるよなぁ” としか思わなかった。

もともとぼくがFBを再開した理由はFBページのためなんだから(あとはメッセンジャーくらい)、それが機能しないのであればFBを続ける意味も特にない。

この先、どのように仕様が変更されて行くのかもわからないのでアカウントの削除までするのかはまだ決めかねているけれど、個人とFBページへの投稿はそろそろやめようと思っている。

 

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西山 逸成

代表取締役製造補助

Le PetitmecとRéfectoireの隊長をやっています。