空想サンドウィッチュリーのこと。 後編 

パンラボの池田さんとぼくによる馬鹿げているけれど本気も本気の企画『空想サンドウィッチュリー』の準備が始まったのが、2013年の暮れ。そして2014年の初めころから月に一度の連載、ぼくにとっては地獄の連載がスタートした。
そう思うと、もう2年にもなる。なぜ、いまさらこんな話をぼくが書こうと思ったのかといえば、『空想サンドウィッチュリー』が ”まだ継続中” だから。
当初の予定では、「1年くらい続けて記事が溜まれば本にしましょう。それで足りないようなら、もう数回延長して。」というお話だった。
ところが編集部の方では、いろいろと大人の事情が出てきたり、ぼく自身も空想でない本物の店を増やしたために忙しくなったりと連載も中盤に来たところで一度、休止という形になった。

企画段階では、いろんなシーンに合わせたサンドイッチを・・・という予定だったけれど、それだけだとテーマに沿ったものを作るのに表現し切れない可能性が出てくると考えたぼくは、単にサンドイッチというだけでなく “お弁当” という形をとってもらうことにした。
そこで今度は「必要になったお弁当箱をどうするのか?」ということになる。
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この企画のためにお弁当箱をデザインしてくださったのは、折形デザイン研究所の山口信博さんで、 山口さんが作ってくださったものは、切り込みも無ければテープも糊も使用せず、33.5cm×59cmの長方形のクラフト紙1枚を折っていくだけでお弁当箱になるという優れもの。
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また、ロケに使うダンボール製の屋台をデザイン、製作してくださったのは、Landscape Productsさんで当時、デザイナーをされていた きたはたさんという豪華さだった。
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山口さん、きたはたさんの他にも、このぼくらの馬鹿げた企画のために携わっていただいた大人の方々が何人もいらっしゃる。
ぼく自身は ”ここまでやったのに、やめるのは勿体ないなぁ” とは思ったけれど、大人の事情の部分は、ぼく側ではどうすることもできない。
そこで、池田さんに今後どうするつもりなのかを訊いてみると「何とか本になるまでは続けたいと思っています。」

こうして今も不定期ながら『空想サンドウィッチュリー』は継続中であり、そして明日は 『空想サンドウィッチュリー vol.10』のロケの日になった。
いつものように池田さんからのお題は突飛で、ぼくを悩ませる。
ちなみに明日のお題は “熱帯植物園” だそうで、未だにメニューも決まらず。

書籍になるかどうかはともかく、やると決めた以上はできる限り “おもしろいもの” を考えないとね。

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西山 逸成

代表取締役製造補助

Le PetitmecとRéfectoireの隊長をやっています。